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一括 報告書 | CSR活動 | 東洋水産株式会社

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Academic year: 2018

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(1)

東洋水産グループ コミュニケーションレポート

2016

(2)

T o p M e s s a g e

「笑顔」が連想できる企業グループを目指して

Smiles for All.

すべては、笑顔のために。

 東洋水産グループは、創業以来の精神「やる気と誠意」 を胸に、事業を通じて社会に貢献することを目指してま いりました。企業スローガン「Smiles for All. すべては、 笑顔のために。」には、「食を通じ、みなさまに笑顔をお届 けしたい」という私たちの願いが込められています。この スローガンを達成するための重点テーマとして、「5つの 笑顔」の実現に取り組んでまいります。

 「5つの笑顔」を実現するためには、企業価値の持続的 な向上が欠かせません。目まぐるしく変化する経営環境 に対応するために、2016年度からの3ヵ年期経営計画を 策定しました。次の4つの基本戦略を実行することで、「笑 顔」が連想できる企業グループを目指します。

 ロングセラー商品の継続的な品質向上・改善を行うこ とで、将来にわたりお客様に満足感をご提供します。ま た、今までにない感動・品質を実現する新商品を発売す ることで、新たな食文化の創造を目指します。さらには、 多様なニーズに対応したカテゴリー別・エリア別の戦略 により、シェアアップを図ります。

 アメリカ及びメキシコにおいては、外部環境の変化に 適応した施策により市場拡大を図ります。また、中南米 地域では、各国別の戦略により市場開拓を進めます。イ ンド・ナイジェリアでの即席麺事業は、現地生産体制に よる、既存品と差別化した商品の開発・販売を開始します。

 伸長が期待できるカテゴリーへの積極的な設備投資や 生産体制の再構築を進めます。一方、低収益のカテゴリー については、付加価値商品の開発や原価低減、生産性の 向上などに取り組みます。また、食に関して幅広く事業 を展開している強みをさらに活かすため、グループ全体 の連携を深めます。

 品質保証体制の強化やガバナンスの向上、ダイバーシ ティやCSR活動の推進に優先的に取り組み、組織力・人 材力を強化します。

 当社グループでは、これからも長く皆様に愛され、す べてのステークホルダーのニーズにお応えできるよう、4 つの基本戦略に取り組んでまいります。

代表取締役社長 中期経営計画の策定

1.カテゴリーNo.1商品の育成

2.海外展開の加速

3.事業の選択・集中・連携

4.経営基盤の進化

東洋水産グループ

3ヵ年中期経営計画

(2016年度~2018年度)

2018年度経営指標目標

売上高

4,300

億円

営業利益

305

億円 売上高営業利益率

7.1

% 経常利益

315

億円

事業を通じ「5つの笑顔」の実現を目指します

社員に笑顔 社員一人ひとりが主役とな り、笑顔で活躍できる組織を 目指します。

地球に笑顔

環境負荷の低減に積極的 に取り組み、未来の笑顔を 守ります。

次世代に笑顔 次世代を担う子供たちの笑 顔のため、心と体の健やかな 成長をサポートします。

社会に笑顔 社会の一員として、それぞれ の国や地域の皆様と連携し、 社会の笑顔に貢献します。

食生活に笑顔 安全・安心でおいしい商品をご 提供することにより、お客様が 笑顔になる食生活を守ります。 水産食品

事業 海外即席麺

事業 国内即席麺

事業

低温食品 事業

加工食品 事業

冷蔵

事業 その他

事業

美味しさ

×

健康

×

感動

(3)

誕生

特長

その1

特長

その2

特長

その3

特長

その4

特長

その1

特長

その2

特長

その3

特長

その4

特長

その1

特長

その2

特長

その3

特長

その4

特長

その1

特長

その2

特長

その3

特長

その4

 袋麺の「マルちゃん正麺」シリーズは、2011 年 11 月の発売以来、革新的なおいしさが多くのお客様のご支持をいただき、

当社即席袋麺の主力ブランドに成長いたしました。「『マルちゃん正麺』のおいしさを手軽なカップ麺でも楽しみたい」とのお客 様からのご要望にお応えするため、4 年をかけて開発し、2015 年 10 月に新発売したのが「マルちゃん正麺 カップ」シリーズです。  即席カップ麺市場に新風を吹き込んだ、「マルちゃん正麺 カップ」の特長をご紹介します。

ゆでた麺はおいしい!

「生麺ゆでてうまいまま製法」

こだわりのスープ

自社工場でだしを取った

マルちゃんの歴史を

塗り替えた

出荷数

環境にも配慮した

生産設備の導入

お湯を注ぐだけで「マルちゃん正麺」の名にふさわしい麺

のおいしさを実現するにはどうすればよいか。この課題を解

決するために開発したのが、特許製法※「生麺ゆでてうまいま

ま製法」です。ゆでた麺を独自技術で乾燥することによって、 お湯を注ぐだけで生麺のようななめらかさとコシがあり、箸 で持ち上げた際に重量感のある麺を実現しました。

※特許5719064号

スープのおいしさにもこだわり、「芳醇こく醤油」と「旨

みだし塩」には豚や鶏のガラと香味野菜から取っ ただしを、「香味まろ味噌」と「濃厚

とろ豚骨」には豚骨だしを使 用し、風味豊かなスープ に仕上げています。

 「マルちゃん正麺 カップ」は、発売と同時に驚異的な売 上を記録しました。1ヶ月足らずで累計出荷数100万ケー ス(1,200万食)を達成し、当社カップ麺で は最速の記録となりました。発売当 初は3種類のフレーバーでした が、現在ではラインアップ を充実させています。今後 もお客様に喜んでいただけ る商品づくりを進めてまい ります。

高品質な商品を効率よく製造すると共に、環境にも配 慮した生産設備の導入を進めています。麺のゆで工程で は、ゆで槽から大量の熱水が排水されます。その熱を再 利用し、給水した水を加熱する熱回収システムを導入し

ました。これにより、CO2排出量を年間約15t削減する

ことができました。

即席カップ麺に新

たなおいしさを

特集

ゆで槽 100℃

熱交換器

排水の熱を回収し、 給水した水を加熱

ボイラーからの蒸気

給水 加温された水

排水 排水

〈熱回収システムのイメージ〉

「マルちゃん正麺」 累計出荷数

 袋麺の「マルちゃん正麺」も進化を続けて います。2015年8月に「醤油味」「味噌味」「豚 骨味」「塩味」で、初めて麺のリニューアル を行いました。発売以来の様々な施策により、 同年10月にはシリーズ累計出荷数10億食を 達成しました。即席袋麺の新たなスタンダー ドとして、さらに皆様に親しまれる商品を目 指します。

10

2011 2012 2013 2014 2015 8

6

4

2

0

10億食達成

2015年10月24日 (億食)

(年度)

10億食 出荷達成! 当社出荷実績累計

加工食品事業本部 即席麺部

隅田道太

「袋麺の『マルちゃん正麺』のようなおいしさを、もっと手軽にお届 けしたい!」という思いからスタートした、「マルちゃん正麺 カップ」。 お湯を注ぐだけの「簡便性」と、本格的な味わいの「おいしさ」を両 立することができました。これからも「正に東洋水産が考える理想 のラーメン」を追い求めていきたいと思います。

V O I C E

簡便性とおいしさを両立

(4)

さらにお客様に満足していただける商品づくりを目指して

お客様

笑顔

のために

食品の安全 ・ 安心に対するお客様の関心は年々高まっており、また品質だ けでなく健康への配慮も求められるようになっています。多様なニーズに的確 に応えるため、新たな取り組みを続けてまいります。

静脈認証システムの導入

ミツワデイリー(株)岡山工場

FSSC22000

の認証取得

八戸東洋(株)

当社グループでは、従来の食品安全の取り組みにフードディフェンス(食品防御)の考えを導入した仕組みを運用し ています。外部入場者の管理、製造現場への私物持込み制限、化学物質の管理など、リスクの低減に向けた取り組 みを進めています。また、「従業員との信頼関係の強化」を基本原則とした「フードディフェンス指針」を策定し、各工 場の特性に応じた活動を実施しています。

ミツワデイリー(株)岡山工場は、コンビニエン スストア向けの商品を24時間製造しています。夜 間も多くの従業員の入退出があるため、フードディ フェンスの取り組みを積極的に行っています。不審 者の侵入防止や従

業員の管理のため、 工場入り口に手の 甲の静脈認証シス テムを導入し、セ キュリティの向上 を図っています。

当社グループでは、お客様の食品安全に対する 関心の高まりを受け、従来の品質システムISO9001 の他、食品安全システムFSSC22000の認証取得 にも取り組んでいます。2015年度は、12月に八戸 東洋(株)が認証

を取得しました。 今後もより安全 ・ 安心な品質保証 体制の構築に向 け、取り組みを進 めます。

フードディフェンスの取り組み

入場時の静脈認証システム FSSC22000の審査の様子

PICK

UP!

糖質の摂取量を抑えたいというお客様の ニーズの高まりを受け、生麺のおいしさはその

ままに糖質を30%※抑えた、「野菜をおいしく!

サラダ麺」2品を2016年4月に発売しました。 野菜やきのこなどお好みの具材と合わせて、 栄養バランスの良いワンプレートメニューとし てお召し上がりいただけます。

※:当社「冷し生ラーメン3人前」の麺(100g)との比較

「野菜をおいしく!サラダ麺」

糖質オフのチルド麺

おいしいものを手軽に楽しみたい、というお客様のご 要望にお応えして、電子レンジで温めるだけで本格的な 味わいをお楽しみいただける、「レンジで麺上手」シリー ズを発売しました。調理時間の短縮としっかりとした食 感が特長です。また、多彩なラインアップを揃え、お好 みのつゆや具材と合わせて、簡単にアレンジが可能です。

「レンジで麺上手」

簡便調理のチルド麺

「レンジで麺上手」シリーズ

総合研究所 チルド・冷食開発担当

藤原陽子

当社のチルド商品では初の試み となる麺の糖質を30%カット し、野菜と合うドレッシングタ イプのソースを付けた「野菜を おいしく!サラダ麺」を商品化す ることができました。これから もおいしく、健康に配慮した付 加価値のある商品の開発に励ん でいきたいと思います。

付加価値の高い 商品の開発

V O I C E

「ホットヌードル 塩分オフ 旨みしょうゆ味」 「同 旨みしお味」

縦型カップ麺のメインブランドである「ホットヌードル」シリーズより、塩分を

30%カット※1した2品を2016年3月に発売しました。スープを飲み干した場合

の食塩相当量を2.8gに抑えています。また、「焼そば名人」シリーズより、塩分

を25%カット※2したカップ焼そばも同時に発売しました。

※1:日本食品標準成分表2015年版中華スタイル即席カップめん(油揚げ)との比較

※2:同(油揚げ 焼そば)との比較

塩分オフのカップ麺

(5)

         

生産・サービスの各プロセスで環境負荷を低減

地球

笑顔

のために

安全 ・ 安心な商品を将来にわたってお届けするためには、地球環境への配 慮が不可欠です。事業による環境への影響を正確に把握し、環境負荷を減ら すための様々な活動に取り組んでいます。

処分場の視察

当社グループでは、自社基準を定め、全社統一のチェックリストに 基づき、廃棄物が適正に処分されているかをチェックしています。冷 凍麺などの製造を行う焼津工場では、8社の処理委託業者に対して、 定期的な現地訪問による処理状況の確認や、電子マニフェストによ る管理を行い、廃棄物リスクの低減に努めています。

産業廃棄物の管理

焼津工場

処理状況のモニターチェック

チルド麺やスープを製造する埼玉工場では、生産過程で大量に水を使 用するため、大規模な設備で排水を処理しています。従来は、水質検査 や機器の設定変更を手動で行っていましたが、設備を自動制御するシス テムを導入し、リアルタイムでモニタリングできるようになりました。こ れにより、常に安定した水質での排水が可能になり、消費電力も45% 削減することができました。

埼玉工場

排水処理設備の自動制御化

福岡アイランドシティ物流センター

当社グループでは、新規に建設する冷蔵庫に自然冷媒を使用し た冷凍設備を導入し、環境負荷の低減を図っています。2016年3 月竣工の福岡アイランドシティ物流センターでは、自然冷媒である アンモニアと二酸化炭素を使用した冷凍機を導入しました。また、 全館の照明にLEDを使用し、最新の搬送機を導入することで、消 費電力の削減を図っています。

福岡冷蔵部

自然冷媒を使用した冷蔵庫

PICK

UP!

鰹節粉末工場の新設

 当社グループでは、各事業所で環境負荷低減に向けた取り組みを進めています。山口県周南市の4つの工場で和風 調味料などの製造を行っている(株)シマヤの環境の取り組みをご紹介します。

環境負荷低減への取り組み

包装資材の削減

 包装資材の使用量を削減するため、新地工場と新田 工場の2工場で、だしの素などの小袋の縮小化に取り 組みました。製造工程の見直しなどにより、34アイテ ムについて5mm ~ 10mmの短縮(約5%)が可能と なり、年間のフィルム使用量を約4.7t削減しました。  2015年8月に竣工した鰹節粉末の製造工場では、

省エネタイプの新型コンプレッサーや除湿機など、最 新の設備を採用しています。この他、高効率モーター、 LED照明などにより、当初の計画より消費電力を30% 以上低減することができました。

(株)シマヤ新地工場

橋本正之 常に『やさしく・おいしく・たのしく』

にこだわり、環境にやさしい取り組 みとして商品の包装ピッチ短縮を実 施しました。これからも地球環境と の「和」を大切にしていき、省資源・ 廃棄物削減に取り組んでいきたい と思います。

(6)

地球

笑顔

のために

0 50 100 150 200 250 (千t-CO2)

(年度)0 70 80 90 100 110

2009 2013 2014 2015 209

100

89

88

214 215 209 CO₂排出量 原単位指数※

84 0 8,000 6,000 4,000 2,000 (t) (%)

(年度)0 84.0 88.0 92.0 96.0

2012 2013 2014 2015 6,553 6,712 5,960

廃棄物発生量 リサイクル率

94.8 93.7 94.9 95.6 5,680 0 4,000 8,000 12,000 16,000 20,000 (t) (%)

(年度) 0 98.0 98.5 99.0 99.5 100.0

2012 2013 2014 2015 13,709 14,241 14,11714,117

廃棄物排出量 再資源化率

99.7 99.7 99.9 99.8

13,650

※ 原単位指数:2009年度を100とした指数

環境負荷データの推移

環境負荷データ

国 内

海 外

海外事業所

  再資源化率={1−(最終処分量÷産廃排出量)}×100

OUTPUT INPUT

CO2排出量 95 千t

電力:電気事業連合会2009年度実績に基づく使用端CO²排出原単位(0.351㎏ -CO²/kWh)を使用

電力以外:温対法の換算係数を使用

使用冷媒:IPCC4次レポート「地球温暖化係数(GWP)」を使用 CO²排出量算出の根拠

OUTPUT INPUT

エネルギー 1,922 TJ

・電力 63,811 千kWh ・天然ガス 29,386 千m3

・軽油 159 ㎘

生産工場 東洋水産グループ

全製造拠点

補充冷媒量 2,232 kg

水資源量 4,645 千m3

エネルギー 3,094 TJ

・電力 150,347 千kWh ・都市ガス 28,704 千m3

・A重油 3,754 ㎘ ・蒸気 88,178 GJ 

原材料調達

・原材料 36 万t ・包装資材 7 万t

排水量 3,266 千m3

CO2排出量 142 千t

・NOx排出量 42 t  ・SOx排出量 13 t

産業廃棄物排出量 13,123 t

(うち最終処分量) 31 t 

物流 CO2排出量 24 千t

エネルギー 350 TJ

(総輸送量) 158.9百万トンキロ

オフィス 本社 総合研究所 東洋水産グループ全営業拠点

(配送センター含む)

補充冷媒量 26 kg

水資源量 26 千m3

エネルギー 66 TJ

・電力 3,680 千kWh ・都市ガス 135 千m3

・ガソリン 519 ㎘ ・A重油 117 ㎘

CO2排出量 3 千t

排水量 26 千m3

産業廃棄物排出量 245 t

(うち最終処分量) 0 t

冷蔵庫 東洋水産グループ

全冷蔵庫

CO2排出量 40 千t

排水量 94 千m3

産業廃棄物排出量 281 t

(うち最終処分量) 13 t

エネルギー 932 TJ

補充冷媒量 3,152 kg

水資源量 226 千m3

・電力 95,754 千kWh

国内事業所

【合計】

エネルギー 4,442 TJ

水資源量 4,898 千m3 補充冷媒量 5,410 kg

CO2排出量 209 千t

産業廃棄物排出量 13,650 t (うち最終処分量 44 t)

排水量 3,386 千m3

エネルギー使用量や補充冷媒量の削減に 取り組んだ結果、排出量は前年度比約 96.9%となりました。また、売上高の増加 により、原単位指数も前年度よりさらに5 ポイント下げることができました。

 当社グループでは、各事業所において、省エネ・省資源につながる様々な 取り組みを進めた結果、昨年度と比較して、CO2及び産業廃棄物の排出量 を削減することができました。グループ全体では、環境ミーティングを毎年実 施し、対策事例の水平展開や環境法令への対応強化を図っています。引き続 き環境負荷及びリスクの低減に向けて、取り組みを進めてまいります。

製造効率の向上や廃棄物の有価物化に 取り組んだ結果、排出量は前年度比約 96.7%となりました。一方、製造数の増 加により汚泥排出量が増加したため、再 資源化率は 0.2%低下しました。

工場での製造トラブル削減や適正な製品 在庫数の維持に取り組んだ結果、発生量 は前年度比約95.3%となりました。リサイク ル率は法令に基づく食品製造業の目標値 95%をクリアしました。

北中米、中国 製造拠点・オフィス

CO

2

排出量と売上高原単位

(国内事業所) (国内事業所)

産業廃棄物排出量と再資源化率

(東洋水産単体)

食品廃棄物の発生量とリサイクル率

生産量 45万t

庫腹約53万t

埼玉工場での環境ミーティング

(7)

「スマイル フード プロジェクト

in

東北

2015

地域に根ざした社会貢献活動

地域・社会

笑顔

のために

2015年6月から11月にかけて、東北地方の農業・水 産系の高校生を対象に「スマイル“フード”プロジェクト in東北 2015」を実施しました。食の未来を担う若者によ る地域の食文化の創造をサポートすることを目的に、地 元の食材を使ったフリーズドライスープの新しいメニュー を募集したところ、39チームの応募がありました。

書類選考で5チームを選抜し、決勝大会を行いました。 審査は、メニューのプレゼンテーションとスープの試食 によって行われ、その結果、優勝は青森県立柏木農業 高等学校の「津軽仕立てのロックなスープ」となりました。 優勝したチームの皆さんには、レシピを製品の形にした ものを贈呈しました。

 当社グループでは、次の世代を担う子供たちに食文化や食の大切さを伝えるため、食育出張授業や工場見学会を 実施しています。2015年度は新たな取り組みとして、高校生を対象にしたメニューコンテストを実施しました。

次世代への食育活動

「食を通じ、みなさまに笑顔をお届けしたい」という思いのもと、身近な食品につ いての知識と食文化を伝えるための活動や、当社グループの事業を地域の皆様に 知っていただくための活動を行っています。

PICK

UP!

北海道工場では、札幌市生涯学習センターと共同で、「こどもラー

メン道場~マルちゃんで手打ちめんにチャレンジ~」を開催し、親 子7組14名が参加しました。当日は、北海道工場で使用している 小麦粉を使った手打ちラーメンやチャーシューを作り、あわせて 工場見学を実施しました。

こどもラーメン道場

北海道工場

親子で力を合わせてのラーメンづくり

相模工場では、近隣にある比々多小学校の3年生117名と、伊 勢原小学校の3年生102名を対象に、工場見学会を実施しました。 当日は、チルド麺「マルちゃん焼そば」の製造ラインを見学し、そ の後、食事の栄養とバランスについて考える食育授業や、できた ての焼そばの試食を行いました。

相模工場

小学生工場見学会

製造ラインの見学

東京冷蔵部

親子冷蔵庫見学会

東京冷蔵部では、神奈川県川崎市在住の親子を対象に した見学会を、東扇島第一冷蔵庫で実施しました。冷蔵 庫内では、防寒着やヘルメットを着用し、-23℃~ -30℃ の極寒の世界を体感

していただきました。 また、濡れたタオル を振り回して凍らせ る実験や、自動倉庫 の見学を行いました。

冷蔵庫内の見学

東京冷蔵部 東扇島第一冷蔵庫

瀧澤伸行 冷蔵庫の見学会は、初めての試

みのため、喜んでいただけるか 不安でしたが、皆さんの驚きや 歓声を聞くことができて安心しま した。冷蔵庫事業への親しみを 感じていただく良い機会になっ たと思います。

地域・社会の方々と共に V O I C E

(8)

従業員一人ひとりが能力を発揮できる職場づくり

地域・社会

笑顔

のために

「女性活躍研修会」の実施

従業員

笑顔

のために

当社グループでは、人材の多様性を活かし、個々の能力を最大限に発揮することを目的に、ダイバーシティ を推進しています。2015年度は「ダイバーシティ委員会」を中心に、ワークライフバランスの促進や制度の見直し、 また従業員の意識改革を目的とした研修会などを行いました。2016年度はダイバーシティ専任の部署を設置 することで、多様な人材が成長し、活躍できる場と機会の創出を図ります。

ダイバーシティの取り組み

 当社グループの女性社員を対象に、外部講師を招き「女 性活躍研修会」を実施しました。この研修は2014年度に引 き続き実施したもので、女性先輩社員を交えた「パネルディ スカッション」や今後

のキャリアプランの 作成などを行いまし た。今後も自立型人 材としてさらなる成長 や活躍ができるよう に環境を整えていき ます。

企業は従業員一人ひとりの力によって成り立っています。すべての従業員が 心身ともに健康で、十分にその能力を発揮することができる職場づくりに努め ています。

PICK

UP!

「24時間テレビ38愛は地球を救う」に 協賛しました。協賛を始めて7年目とな りますが、2015年度も放送日の2日間で、 本社がある品川駅周辺の他、全国20 ヶ 所で街頭募金などのチャリティー活動を 行い、当社グループの社員約360名が 参加しました。

田子工場では、今回で17回目となる 稚魚放流活動を行いました。当日は地 元の漁協やこども園・幼稚園の園児の 皆さんに手伝っていただき、16,000匹 のカサゴの稚魚を放流しました。また、 工場で製造している鰹節や、身近な魚に ついての教室も開催しました。

本社近隣の小学生を対象に、社内の 武道場にて「マルちゃん夏季少年剣道・ 柔道教室」を実施しました。稽古では、 剣道部・柔道部に所属する社員が直接 指導を行い、その後トーナメント形式の 試合を実施して、稽古の成果を競い合 いました。

各地の工場では、周辺地域にお住ま いの方を対象に工場見学を行っていま す。専用の見学通路を設けている北海 道工場や関東工場では、近隣の小学校 や地域の団体を対象に工場見学を実施 しており、毎年大変多くの方に来場して いただいています。

小中学生を対象に、全国7地区で「マ ルちゃん杯少年柔道大会」を主催し、 約 2,000チーム・14,000 人が参加しま した。この大会は、健康で丈夫な体と、 礼儀や道徳を重んじる心を育んでほし いとの思いから、1986年より開始され ています。

(株)いらご研究所では、ウナギの稚魚 であるシラスウナギの種苗生産技術に関 する研究を行っています。ウナギの養殖 は天然のシラスウナギを捕獲して行いま すが、近年漁獲量が激減し安定供給が 危ぶまれています。日本の食文化を守る ため、早期の技術開発を目指します。

社会貢献ハイライト

24時間テレビに協賛

稚魚放流活動

少年剣道・柔道教室の実施

工場見学の受け入れ

「マルちゃん杯少年柔道大会」を主催

ウナギの研究活動

研修では社会環境の変化や少子高齢化の影 響などについて学ぶと共に、東洋水産グルー プの様々な業務経験談を聞き、多くの気づ きを得ることができました。また自身の未来 の姿を考え、自分の成長

を意識する良い機会になり ました。今後もスキルアッ プの努力を続けていきたい と思います。

研修会に参加して V O I C E

研修会でのディスカッション 東北支店総務経理課

(9)

男性

女性

10代・20代

359人

10代・20代

287人

30代

287人

30代

160人

40代

437人

40代

191人

50代

246人 50代

142人

60代以上

90人 60代以上

34人

従業員

笑顔

のために

ガバナンス

当社は、コーポレート・ガバナンスの強化及び充実を経営 上の重要課題として認識しています。また、取締役の責任及 び個別事業の責任体制の明確化、ならびにコンプライアンス の強化が重要であると考えています。

今後もコーポレート・ガバナンスの強化及び充実を図り、 経営の透明性及び迅速性を確保していきます。

コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンス体制図

● 従業員構成比(全従業員 2,233人)

● 平均年齢・勤続年数

男性 女性 全体

平均年齢 40.4 歳 37.5 歳 39.4 歳 平均勤続年数 16.7 年 9.1 年 13.9 年

● 課長職以上の女性

人数 10 人 比率 3.4%

● 障がい者雇用

人数 53 人 比率 2.4%

● 育児・介護休業取得者 (2015年度累計)

育児休業 53 人 介護休業 0 人

(うち男性) 0 人

● 新卒採用者(2015年4月入社)

男性 40 人 女性 37 人

株 主 総 会

取締役会

取締役17名 (うち社外取締役3名)

レポート ライン 監査役会

監査役4名 (うち社外監査役2名)

選任・解任

補佐

選任・解任

報告

連携 報告

監査 連携

選任・解任

監査役室

内部監査部 各部署 法務部

監査

代表取締役会長

代表取締役社長

担当取締役

報告 連携

監査

助言 指導

連携 神戸工場では、実際の製造ラインを基に製作したデモ機を使用して、従

業員の安全教育を行っています。言葉で説明するだけではなく、どの箇所 が危険なのか、またどのような行動が事故を引き起こすのかを実際に体験 することで、けがや事故の防止に努めています。

労働安全の取り組み

神戸工場

デモ機による研修

心身共に健康で働くためには、長時間労働を防ぎ、気軽に悩みを相 談できる環境を整えることが重要です。2015年度は、従来の産業医に 加えて、新たにメンタルヘルスを専門とした産業医を選任し、心身に不 安がある際に相談できる体制を整えました。また、各部門の責任者を 対象に、弁護士による労務勉強会の他、新たに産業医によるメンタル ヘルス研修会を実施し、職場環境の向上を図りました。

メンタルヘルスの取り組み

総務部

産業医によるセミナー

従業員データ

(2016年3月末時点)

※東洋水産(株)単体

当社グループでは、お客様や社会から信頼される誠実な企業であり続けるために、 全従業員にコンプライアンスマニュアルを配布し、東洋水産グループ行動規範の周知・ 徹底を図っています。また、役員・全従業員を対象

にした巡回勉強会や階層別の勉強会など、様々なコ ンプライアンス教育に取り組んでいます。

今後も、一人も欠けることなく、「健康」そして「笑 顔」で業務に励めるように、コンプライアンス意識 の浸透に努めていきます。

コンプライアンス教育

法務部

(10)

「インスタントランチ シラチャーチキン味」 「同 チポトレ チキン味」

海外での取り組み

世界中

笑顔

のために

当社グループでは、アメリカや中国など広く海外でも事業を展開しています。事 業規模を拡大する一方で、環境への配慮や地域貢献などにも積極的に取り組んで います。

新商品開発の際には、食文化や嗜好の違いがある ため、飲食店やマーケットに頻繁に足を運び、現 地従業員の意見も聞きながら試作を進めています。 今後は即席麺のみにとどまらず、異なるジャンルの 商品開発にも取り組んでいきたいと思います。

現地のニーズに合わせた商品開発

マルチャンインク 商品開発担当

森田侑子

現地の食材を活かした新商品を発売

商品開発の際には、現地の嗜好を取り入れることで、

お客様から大きなご支持をいただいています。2016年 3月には、アメリカ国内のファーストフードやレストラン の多くで好まれている唐辛子ベースの調味料「Sriracha Sauce(シラチャー・ソース)」や、隣国メキシコにおい

て代表的な調味料となっている完熟した唐辛子の燻製 「Chipotle(チポトレ)」の風味を活かしたカップ麺2品 を新たに発売しました。今後も現地のニーズを的確に 捉えた商品を開発・発売することで、市場拡大を図り ます。

 アメリカ国内には4つの工場があり、北米・中南米向けに商品開発及び製造・販売を行っています。現地の嗜好に 合わせた商品開発を行っているマルチャンインクの取り組みをご紹介します。

アメリカでの商品開発の取り組み

PICK

UP!

アメリカでの取り組み

ラグナ工場でのランチパーティー

アメリカ各地の工場では、多様な出身国や言語の異なる従業員が働いていま す。ハロウィンやクリスマスの時期には、ランチパーティーやプレゼント抽選会 を行い、職場内での交流を深めています。また、職場の安全に貢献した従業 員や永年勤続者には表彰を行うなど、働きやすく一体感のある職場づくりも行っ ています。

多様な従業員の交流

マルチャンインクラグナ工場 他

メキシコでの取り組み

第6回マルチャン杯子ども柔道大会の開会式

メキシコでは、現地で商品の販売を行っているマルチャン・デ・メヒコが、 地元のスポーツ大会の主催・協賛を行っています。「マルチャン杯子ども柔 道大会」は2015年で6回目となり、メキシコ国内では数少ない柔道大会 のため、毎年楽しみにしていただいています。この他、少年サッカー大会 への協賛なども行っています。

マルチャン・デ・メヒコ

スポーツイベントへの協賛

インドでの取り組み

工場の完成予想図

マルちゃん味の素インド社

即席麺工場の建設

(11)

■ 連結貸借対照表の概要(単位:百万円) ■ 売上高・利益の推移(単位:百万円)

■ 連結損益計算書の概要(単位:百万円)

■ 連結キャッシュ・フロー計算書の概要(単位:百万円)

第 65 期

2012 年度 2013 年度第 66 期 2014 年度第 67 期 2015 年度第 68 期

第 69 期 2016 年度

(予想)

第 71 期 2018 年度

(目標)

売上高 344,527 372,231 381,259 383,276 395,000 430,000

営業利益 29,623 30,595 25,075 28,314 29,000 30,500

売上高営業利益率 8.6% 8.2% 6.6% 7.4% 7.3% 7.1%

経常利益 31,997 32,243 26,630 29,489 30,000 31,500

親会社株主に帰属する

当期純利益 17,280 22,723 16,901 18,363 20,500

資産合計 純資産合計負債

333,933

固定資産

152,690 流動資産

181,243

流動負債 47,860

固定負債 26,123

非支配株主持分 10,241 その他の 包括利益累計額

15,620 株主資本

234,087

有形固定資産 120,669 無形固定資産 3,232 投資 その他の資産 28,789

純資産

259,949 負債

73,984

固定資産

158,308

流動資産

187,088

純資産

266,200

負債

79,196

333,933

資産合計 純資産合計負債

345,396

345,396

前期末[第67期](2015年3月31日現在) 当期末[第68期](2016年3月31日現在)

有形固定資産 124,940 無形固定資産 3,054 投資 その他の資産 30,312

流動負債 50,489 固定負債

28,707

非支配株主持分 10,770 その他の 包括利益累計額

8,599 株主資本

246,830

国内即席麺の価格改定等 により、売上原価率が下が りました。

減損損失が増加しました。

売上債権は増加しましたが、たな卸資産の 減少及び未払費用の増加等により、資金は 増加しました。

商品及び製品は減少しましたが、 現金及び預金、受取手形及び売掛 金等の増加により、流動資産は増 加しました。また、土地、建設仮 勘定等の増加により、固定資産は 増加となりました。

主に配当金の支払に資金を使用しました。 利益剰余金の増加により、純資産

は増加となりました。

有形固定資産の取得や定期預金の預入等 に、資金を使用しました。

未払費用、未払法人税等の増加に より、流動負債は増加しました。ま た、繰延税金負債は減少しましたが、 退職給付に係る負債等の増加によ り、固定負債は増加となりました。

売上原価

特別損失

❶営業活動によるキャッシュ・フロー 資産の部

❸財務活動によるキャッシュ・フロー 純資産の部

❷投資活動によるキャッシュ・フロー 負債の部

売上高 営業利益

383,276

28,314

経常利益 税金等調整前当期純利益

29,489

親会社株主に 帰属する当期純利益

28,805

18,363

当期[第68期](2015年4月1日~2016年3月31日)

売上原価 売上原価

240,490 240,490

営業外収益

2,127

特別利益

1,082

法人税等

9,586

非支配株主に 帰属する当期純利益

855

販売費及び 一般管理費 販売費及び 一般管理費

114,472 114,472

営業外費用

952

特別損失

1,765

現金及び現金同等物の 期首残高

33,680

現金及び現金同等物の 期末残高

27,510

当期[第68期](2015年4月1日~2016年3月31日)

❶営業活動による

 キャッシュ・フロー

33,262

❷投資活動による

 キャッシュ・フロー

△32,695

❸財務活動による

 キャッシュ・フロー

△5,912

現金及び現金同等物 に係る換算差額

△824

第68期(2016年3月期)の主要連結財務データ及びセグメント別概要を お知らせします。

(12)

セグメント別概要

水産食品事業

海外即席麺事業

売上高 売上高

売上高の推移(百万円) 売上高の推移(百万円)

営業利益 営業利益

33,075

百万円

77,346

百万円

(前期比 4.2%減) (前期比 10.1%減)

(前期は△ 769 百万円)

△171

百万円 (前期比 0.2%減)

12,142

百万円 当社グループでは、日本国内はもちろん世界中から良質な「海の幸」を

お届けしています。高品質な食材確保のため、熟練した技術者を主に北米・ アジア圏を中心に派遣し、現地での買付けから高度な加工まで、一貫し た技術指導・品質管理を行っています。

取り扱っている水産加工品は、コンビニエンスストアのおにぎり・お弁当、 即席麺の具材など、身近な商品にも使用されています。お客様のニーズに 確実にお応えし、安全・安心な本物の美味しさをお届けしています。

1972年、アメリカに現地法人MARUCHAN, INC.を設立し、日本 から輸出した即席麺の販売を開始しました。1977年からは現地での 生産を開始し、現在ではアメリカに4 ヶ所の製造拠点を構え、北米の みならず中南米にまで広く商品を供給しています。

現地の嗜好を的確に捉えた商品づくりと高い品質でご好評いただい ており、アメリカや、メキシコにおいて最も愛されるブランドに成長し ています。

2015年度の振り返り 2015年度の振り返り

今後の取り組み

今後の取り組み

● 収益性向上を目指して

● アメリカ、メキシコでの持続的成長

● 中南米での即席麺事業拡大加速

アメリカ国内では、雇用回復による外食産業の伸長、加工食品メーカー間 での特売枠確保の競争もあり厳しい販売環境の中、即席麺カテゴリーにお ける販売シェアは上昇しましたが減収となりました。メキシコでは現地通貨 安が進み販売数量は減少しました。利益面では、テキサス工場の稼働率上 昇や原材料価格の下落が貢献しました。

コンビニエンスストアの他、量販店の水産惣菜売場へ、いくら・たらこ・鮭・ 海老等水産加工品の積極的な販売を推し進めるとともに、取り扱い魚種の見 直しや在庫削減を行いました。

主要顧客層に向けた販促活動を継続しながらも、新たな成長に向けて健 康志向・若者世代の需要取り込みをテーマに商品開発を進めます。

各地区、各国の状況に応じた認知度向上や新商品の導入に取り組みます。 マルチャンブランドを広めるべく、新しい施策を実施していきます。

水産食品事業では、付加価値商品の開発力強化、取り扱い魚種の選択と集 中により、収益性の向上を目指します。

● 海外への事業展開

国内加工製品の輸出強化や海外現地法人での販売強化を図るなど、海外へ の事業展開を実施していきます。

0 10,000 20,000 30,000 40,000

32,361 33,455 34,514 33,075 32,100 33,900

2012 2013 2014 2015 2016 (予想)(目標)2018

(年度)

83,800

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000

77,346 78,100 86,045

70,650

2012 2013 2014 2015 2016 (予想)(目標)2018

(年度)

75,422

事業内容 事業内容

売上構成比率

8.6

%

(13)

セグメント別概要

国内即席麺事業

低温食品事業

売上高 売上高

売上高の推移(百万円) 売上高の推移(百万円)

営業利益 営業利益

123,873

百万円

67,971

百万円

(前期比 5.5%増) (前期比 1.6%増)

(前期比 8.7%増)

10,011

百万円 (前期比 9.0%増)

3,853

百万円 1961年から即席麺事業は、お客様に様々な美味しさと価値をお届けし

てきました。

「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」、「麺づくり」、「ワンタン しょう ゆ味」等、多くの商品を定番としてご愛顧いただいております。2011年発 売の袋麺「マルちゃん正麺」は、生の麺本来の味わいを実現した「生麺うま いまま製法」により、袋麺市場活性化の一翼を担いました。2015年10月 には、カップ麺「マルちゃん正麺 カップ」を発売し、ご好評をいただいてお ります。今後も、確かな技術力に基づく新しい価値を提供し続けていきます。

生麺は、美味しさや経済性、素材としての使い勝手の良さから、各 ご家庭の食卓に定着しました。その中で、当社商品は日本中の食卓 でおなじみの味となり、「マルちゃん焼そば 3人前」をはじめとし、生 ラーメン、冷し生ラーメン、うどんなど多くの定番商品を揃えています。 チルド商品ではシュウマイ、餃子、ワンタン等を揃え、冷凍食品では 業務用と市販用での展開をしています。

2015年度の振り返り

2015年度の振り返り

生麺類では主力商品の「マルちゃん焼そば 3人前」シリーズや生ラーメ ン類において、消費者キャンペーンを実施する等の積極的な販売活動を 行い、増収となりました。冷凍食品類では、業務用ラーメン、市販用焼 そば及び枝豆類の新規導入により、堅調に推移しました。

2015年1月に実施した価格改定による市場環境の変化はありましたが、 カップ麺では基幹商品の和風麺シリーズや「麺づくり」等がほぼ前年並みに推 移し、「ごつ盛り」や新製品「マルちゃん正麺 カップ」の好調な販売により、カッ プ麺全体で増収となりました。袋麺は、競争の激化等もあり前年より減少し たものの、「マルちゃん正麺」シリーズを中心に積極的な販促活動及び需要喚 起に取り組みました。

年間を通じたレシピ提案、四季毎の限定フレーバーを発売し、ブランドの 価値向上を目指します。また、ブランドサイト“マルちゃん焼そばLABO”を 通じ、情報発信を実施していきます。

時短ニーズを捉えたレンジ対応商品では、商品リニューアル、新商品投入 等を通じて商品認知度向上を図ります。また、「だし」「健康」を訴求した新 商品投入により、需要喚起を図ります。

品質管理を重視した最新の設備で、2016年8月からの稼働を予定しており ます。西日本における基幹工場として、将来にわたってマルちゃんブランド商品 を幅広く供給し、事業の更なる発展を目指します。

ロングセラー商品の弛まぬ改善、新たなる食文化の創造、カテゴリーエリア 別戦略の実行により、カテゴリー No.1商品の育成を目指します。今までにな い感動の実現を提供すべく、チャレンジしていきます。

0 50,000 75,000 100,000 125,000 150,000

123,873130,000 116,974124,780

142,700

2012 2013 2014 2015 2016 (予想)(目標)2018

(年度)

117,397

20,000 40,000 60,000 80,000

0

66,875 67,971 71,300 79,100 62,069 63,950

2012 2013 2014 2015 2016 (予想)(目標)2018

(年度)

事業内容 事業内容

今後の取り組み

今後の取り組み

●関西における新工場の稼働

●マルちゃん焼そばファンの継続的育成

●レンジ対応商品の育成、和や健康を訴求した商品の強化

●カテゴリー No.1商品の育成

売上構成比率

32.3

%

売上構成比率

(14)

セグメント別概要

加工食品事業

冷蔵事業

その他事業

(主に弁当・惣菜事業) 売上高

売上高

売上高の推移(百万円)

売上高の推移(百万円) 営業利益

営業利益

19,782

百万円

16,206

百万円

(前期比 8.1%増)

(前期比 4.0%増)

(前期比 80.7%増)

(前期比 36.6%増)

883

百万円

1,655

百万円

売上高

44,978

百万円 (前期比 5.6%増)

営業利益

(前期比 613.5%増)

371

百万円 当社は、1956年に魚肉ハム・ソーセージの生産を開始し、加工食品

事業に進出しました。1975年には米飯事業に参入し、2001年には無菌 米飯「あったかごはん」を発売しました。女性の社会進出や高齢化社会の 進展を背景に米飯事業は売上を伸ばし、加工食品事業を牽引しています。

即席麺の具材から開発が始まったフリーズドライ商品では、「もずくスー プ」や「たまごスープ」を中心に、素材の特長を活かした商品を製造してい ます。この他、だしの素・チャーハンの素などの調味料類、低カロリー・ 高たんぱく質の食品として再評価されている魚肉ハム・ソーセージなど、 幅広く商品展開をしています。

冷蔵事業では、国内外の様々な食品を冷凍・冷蔵保管するサー ビスを行っています。

お客様へ「安全で安心な冷蔵倉庫サービス」を提供するために、 最新の保管・入出庫設備を備えた冷蔵倉庫を全国に展開していま す。現在、国内20 拠点で約 53 万トンの収容能力を有する冷蔵倉 庫ネットワークを形成しています。

2015年度の振り返り

2015年度の振り返り

全国的に冷凍食品やアイスクリーム等の受託品取り扱いが順調に推移し ました。利益面では売上増加の影響に加え、省エネ対策等による動力費 の減少が貢献しました。

米飯は主力の無菌米飯が好調に推移したほか、レトルト米飯の中でも特に 「ふっくら赤飯」や「玄米ごはん」が大きく増収となりました。フリーズドラ イ商品は主力の5食入り袋スープや「カップおもちすうぷ」シリーズが大きく 伸長しました。

トレー無菌米飯の認知度向上により需要が高まっている5食入り商品や少量 サイズ等ニーズに即した商品で市場拡大を図ります。

また、フリーズドライ商品では、少子高齢化に伴う健康志向食品需要の増加 を見込み、健康イメージの高い新規食材のフリーズドライ化を進め、市場拡大 を図ります。

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000

17,746 18,455 18,307 19,782

23,500 21,000

2012 2013 2014 2015 2016 (予想)(目標)2018

(年度)

0 5,000 10,000 15,000 20,000

2012 2013 2014 2015 2016

(予想)(目標)2018

(年度) 14,918 15,259 15,575 16,206 16,800

17,800

事業内容 事業内容

今後の取り組み

● 多様化するニーズを反映した商品展開

今後の取り組み

2016年3月より福岡アイランドシティ物流センターが稼働しました。 顧客ニーズの高い大都市圏における庫腹量の増加と、原料保管型から 物流提案型機能を強化することで、収益力の強化を狙います。また、 環境への配慮として、築 30 年以内の冷蔵倉庫を対象に、段階的に自 然冷媒への更新を行っていきます。

●大都市圏の需要取り込みと、環境配慮

売上構成比率

5.2

%

売上構成比率

4.2

%

売上構成比率

(15)

株式分布状況

株式に関する各種お手続きについて ・住所変更、単元未満株式の買取、配当金受領方法の指定等

株主様の口座のある証券会社にお申出ください。

証券会社に口座がないため特別口座が開設されました株主様は、特別口座管理機関である三井 住友信託銀行株式会社にお申出ください。

・特別口座から証券会社の口座への振替申請

特別口座の株式については、単元未満株式の買取請求を除き売買ができません。売買を行う場 合は証券会社の口座への振替が必要になります。お手続きの詳細は、左記「株主メモ」記載の 電話照会先にご確認ください。

・未払配当金の支払請求

株主名簿管理人である三井住友信託銀行株式会社にお申出ください。

ゆうちょ銀行の貯金口座で配当金をお受取いただけます

 配当金の振込先として、銀行等の預金口座に加えて、ゆうちょ銀行の貯金口座もご指定いた だけます。

 希望される場合は、株主様の口座のある証券会社にお申出ください。

特別口座が開設されました株主様は、特別口座の口座管理機関である三井住友信託銀行株式 会社にお申出ください。

個人・その他 7,761名/9,750千株

金融機関 65名/26,239千株

その他国内法人 168名/15,273千株

外国人 451名/49,980千株

証券会社 35名/933千株

自己名義株式 1名/8,702千株

100単元以上 1000単元未満

304名/10,002千株

1000単元以上 150名/94,414千株

所有者別

所有株数別

1単元未満 520名/12千株

1単元以上 10単元未満 4,575名/828千株

10単元以上 100単元未満 2,932名/5,623千株

8.79% 23.67% 13.77% 45.08%

0.84%

7.85%

85.15%

0.01%0.75%

5.07% 9.02%

株主メモ

事業年度 定時株主総会 基準日

公告方法

株主名簿管理人 特別口座の口座管理機関 郵便物送付先

(電話照会先)

単元株式数 上場証券取引所

4月1日から翌年3月31日まで 6月

期末配当は3月31日

中間配当を行う場合は9月30日 電子公告

ただし電子公告できない場合は、日本経済新 聞に掲載いたします。

アドレス http://www.maruchan.co.jp/ 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 〒168-0063

東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120-782-031(フリーダイヤル) 取次事務は、三井住友信託銀行株式会社の 本店及び全国各支店で行っております。 100株

東京証券取引所(市場第一部) 会社概要(2016年3月31日現在) 社 名 東洋水産株式会社

Toyo Suisan Kaisha,Ltd. 創 立 1953年3月25日 資本金 189億69百万円 従業員数(連結) 4,696名

売上高(連結) 383,276百万円(2016年3月期)

本 社 〒108-8501 東京都港区港南2丁目13番40号 TEL.(03)3458-5111(代表)

創業者 森 和夫 代表者 会 長 堤 殷

社 長 今村 将也

事業所数 工場 8・冷凍冷蔵庫 14、支店・営業所 28 関係会社 34社(海外11社含む)

CSR広報部

参照

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